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観客が座る内野席から見た大田ハンファ生命ボールパークのグラウンドと外野の電光掲示板、遠くに見える山

大田ハンファ生命ボールパーク観戦ガイド — 3,000席増築前、チケット予約・行き方

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サイト運営者が直接執筆するプロスポーツマーケティングインサイト2026-10-17 · 閲覧 83
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目次 · 読了時間 約15分
  1. 「大田」を取り戻した球場名 — 486億ウォンで買った25年
  2. ハンファ・イーグルスはどんなチームか — 優勝1回、準優勝6回
  3. 大田ハンファ生命ボールパークへの行き方とチケットの買い方 — クラブ・球場の公式案内にもとづく
  4. 観客動員とチケット — 17,000席の天井に届いた球場
  5. スペースの活用と飲食(F&B) — 外部の食べ物を認める球場のフード設計
  6. 広告インベントリーとネーミングライツ — ゲートにも名前が付いた
  7. KBOと比べてみると — サムスン・ライオンズ・パークは24,000席、ハンファは20,000席
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10月6日、ハンファ生命ボールパークの地下2階のプレスルームで調印式が開かれました。パク・ジョンテ ハンファ・イーグルス代表取締役とホ・テジョン大田市長が、観客席を3,000席増やす増築の投資協約に署名し、2027年10月に着工して2028年3月に完成させるのが目標です。

まだ最初のくわ入れもしていないので、2027シーズンまでは今の約17,000席がこの球場のすべてです。

2025年3月に開場したこの球場は初年度からチケットが取りにくく、2026シーズンもKBO公式の集計で、大田でのホーム71試合のうち51試合の観客数が定員の17,000人と記録されました。

現役のマーケターの目には、今回の協約は「チケットが足りない」というファンの不満への答えであり、同時にクラブの売上の天井を3,000席ぶん引き上げる投資にも読めます。

そこで、工事が始まる前の球場を実際に訪ねる方のために、行き方と予約規定から整理し、そのあと486億ウォンの25年間の使用契約と、観客・飲食・広告の構造を数字で見ていきます。

この記事で扱うのは2つです。1つはクラブ公式の案内で確認した行き方、チケット予約、入場規定で、もう1つは17,000席の球場がどう運営されていて、なぜ増築の協約まで来たのかについてのデータです。

観客が座る内野席から見た大田ハンファ生命ボールパークのグラウンドと外野の電光掲示板、遠くに見える山

写真: Seohae1999 · 出典: Wikimedia Commons · ライセンス: CC BY-SA 4.0 · 2025年7月31日にウィキメディアへアップロード。内野席から見た大田ハンファ生命ボールパークの全景(観客あり)

「大田」を取り戻した球場名 — 486億ウォンで買った25年

球場の名前には綱引きがありました。ハンファは2023年11月に大田市と486億ウォンを払う条件で新球場の使用・収益契約を結び、その対価として25年間の球場使用権とネーミングライツ(球場名に企業ブランドを付ける権利)、広告権などの収益権を確保しました。

全体の工事費2,074億ウォンは、国費150億ウォン、市費1,438億ウォン、ハンファ486億ウォンで分けられました(OSENの報道)。国費と市費を合わせた公共の取り分が約77%になる構造です(筆者による計算)。

ハンファが最初に選んだ名前は「ハンファ生命ボールパーク」でしたが、大田市が名前に「大田」が入ることを望み、地域名が抜けたという世論が高まりました。結局2025年1月20日に「大田ハンファ生命ボールパーク」に名前が確定しました。

クラブは「大田」を入れた理由を、大田のホーム球場を訪れてくれたファンに報いる意味だと説明し、「ボール(ball)」は野球場というアイデンティティを、「パーク(park)」は複合文化空間を意味すると明らかにしました。大田市が「486億ウォンは使用権の対価にすぎず、名前を決める決定権まで渡したわけではない」という立場だったという報道もありました。

マーケターの立場では、お金を払った側が名前を決めるのが常識のようですが、建設費の大部分を公共が負担した球場では、地域のアイデンティティが実質的に交渉のテーブルに上がります。

ネーミングライツの金額だけでなく、誰が球場を建てたのかから考えるべきだという事例として、覚えておく価値があります。

旧大田ハンバット野球場の外壁に掲げられたハンファ生命とイーグルスの看板と、前を通る人々や中継車

写真: Fomos Esports · 出典: Wikimedia Commons · ライセンス: CC BY 3.0 · 2024年4月21日撮影。「ハンファ生命eスポーツ・デー」イベントの映像のキャプチャで、旧球場(ハンファ生命イーグルスパーク)の外壁のハンファ生命とイーグルスの看板

開場のときにも逸話が続きました。クラブは開場の始球式を永久欠番の4人(ソン・ジヌ、チョン・ミンチョル、チャン・ジョンフン、キム・テギュン)に任せることにし、史上最悪と呼ばれた山火事の被害を考慮して、ホーム開幕イベントに予定していた花火を中止する代わりに、記念品と試合後のドローンショーに変えたと、クラブ公式のお知らせで明らかにしました。

開場最初の試合は3月28日のKIA戦で、一部のファンはキャンセル待ちのチケットや視界が遮られる席を買うために、午前7時30分からチケット売り場の前で待っていたそうです(ノーカットニュースの報道)。

ハンファ・イーグルスはどんなチームか — 優勝1回、準優勝6回

ハンファ・イーグルスは1985年に創設され、1986年にリーグにデビューしました。韓国シリーズの優勝は1999年の1回だけで、1988・89・91・92年と2006年、そして2025年に準優勝でした(ウィキペディア)。

2025年の韓国シリーズではLGに1勝4敗で敗れました。永久欠番はソン・ジヌ(21番)、チョン・ミンチョル(23番)、チャン・ジョンフン(35番)、キム・テギュン(52番)の4人です。

宝文山が見える旧大田ハンバット野球場の三塁側の下段席から見たイーグルスの試合

写真: Pmlydon · 出典: Wikimedia Commons · ライセンス: CC BY-SA 4.0 · 2023年6月4日撮影。2025年に新球場へ移る前にイーグルスが使っていた旧大田ハンバット野球場(観客あり)

イーグルスは旧大田ハンバット野球場を1986年から2024年までホームにしていました。今の球場に移った最初のシーズンの2025年にチームが韓国シリーズまで進んだので、新球場効果を得たことになります。

一方、2026シーズンは9位(57勝4分83敗)で終え、キム・ギョンムン監督が退いたあと、クラブは10月13日に前野球代表チーム監督のリュ・ジヒョンを第15代監督に選びました。

契約は3年総額20億ウォンで、リュ監督は2026年WBCのベスト8進出とアジア大会の金メダルという実績を掲げて就任したと報道は伝えています。

トップスターニュースのシーズン総括には、看板投手のリュ・ヒョンジンが今年KBO通算1,500奪三振を達成したという話題も載っていました。

応援文化に初めて触れる方なら、現地のファンが応援歌を一緒に歌って振り付けをそろえるので、試合前に動画で応援歌を一度聞いておくようにという韓国文化院のウェブマガジン(2026年5月号)の助言がかなり役に立ちます。

大田ハンファ生命ボールパークへの行き方とチケットの買い方 — クラブ・球場の公式案内にもとづく

このセクションは、ハンファ・イーグルス公式サイトの入場・球場のFAQとチケットFAQを2026年10月17日に直接開いて確認した内容です。球場の住所は大田広域市中区テジョンロ373です。

ハンファは2026シーズンを9位で終えてポストシーズンに進めず、2027シーズンの日程はまだ確認できていないので、行く前に日程と価格をもう一度確認してください。

公共交通はバスがいちばん簡単に見えます。公式案内では、513番、604番、52番、急行4番は「ハンバット総合運動場」で降りて徒歩5分、108番・618番・619番・620番は「プサ五差路」で降りて10分、802番は「ハンファ生命イーグルスパーク」停留所で降りて10分です。

地下鉄は大田1号線の中区庁駅で降りてタクシーで約10分(1.6km)か、「聖母病院」停留所で513番に乗る方法が案内されていて、歩くと30分です。KTXで来る場合は大田駅からタクシーで約15分(3.9km)で、大田駅停留所で急行4番か802番に乗れます。

車で行くなら、球場の地下1階と地上の駐車場が使えます。地下1階は先着順で、入場時間の1時間前から入れると案内されています(試合開始基準で平日は3時間前、週末は3時間30分前)。

満車の場合は地上の駐車場と外部の駐車場を使う必要があります。駐車料金は公式FAQでは確認できなかったので、先にクラブへ問い合わせることをおすすめします。

チケットは、PCならハンファ・イーグルスのホームページかチケットリンクのホームページ、モバイルならハンファ・イーグルスのアプリかチケットリンクのアプリ、電話ならチケットリンク1588-7890で予約します。予約は観戦したい試合の7日前の午前11時に始まり、試合開始前までオンラインでできます。

1人あたり最大4枚まで、最大2回まで予約できます。予約後の座席変更はできず、同行者には予約した場所(チケットリンクのアプリまたはハンファ・イーグルスのアプリ)のプレゼント機能でスマートチケットを送れます。

モバイルのスマートチケットは、予約した場所で発券します。座席の種類と価格は、試合日程と区分(平日・週末、対戦相手など)によって違うので、予約ページで直接確認する必要があります。

子どもは13歳以下、学生は14歳以上19歳以下と区分され、36か月以上の子どもからはチケットを買わないと入場できません。当日の購入は平日(火〜金)の試合開始の2時間前、週末は2時間30分前から可能ですが、キャンセル分と一部の視界が遮られる席に限って当日の試合のチケットだけを売ります。

海外発行のカードで決済できるか、英語の予約画面があるかは、公式FAQでは確認できませんでした。海外から来る方は、チケットリンクのカスタマーセンター(1588-7890)かハンファ・イーグルスのホームページの問い合わせで先に確認する必要があります。

入場は平日の試合は2時間前、週末と祝日の試合は2時間30分前からで、FULLメンバーシップ会員は週末の試合で30分早く入れます。入場ゲートは全部で5つで、メインゲート(ハンファ生命ゲート)、1-2(GSゲート)、1-1(会員専用)、3-1(スポシックスゲート)、外野の4-2ゲートです。

バッグは45×45×20cm以下を1つと、30×50×12cm以下のショッピングバッグを1つまで、飲み物は未開封のものを1人あたりペットボトル1本か缶2本(合計1L以下)まで持ち込めます。ガラス瓶と凍らせた水は不可で、紙パックの牛乳・ジュース、哺乳瓶、薬は入れます。

外部の食べ物は持ち物の大きさの範囲内で持ち込めますが、熱いスープ類やにおいの強い食べ物は止められることがあり、果物はあらかじめ切ってくる必要があります。球場のエレベーターは社会的配慮が必要な来場者と関係者専用なので、一般の来場者は階段かエスカレーターを使います(公式FAQ)。

マーケターの視点でこれらの規定をまとめて見ると、17,000席を巡って需要を分ける球場の運営方式が見えてきます。1人4枚・2回の制限は、1人で席を買い占められないようにする仕組みに読め、当日販売をキャンセル分と視界が遮られる席に絞ったのは、早く予約したファンを守る方向です。

外部の飲食物の持ち込みを認めているのは、「チケット代のあとの支出」をすべて場内の飲食売上に取り込まないという選択に読め、ファンに優しいという印象を与えつつ、飲食売上の取り分は別の方法(高級席、特化売店)で確保する構造に見えます。

観客動員とチケット — 17,000席の天井に届いた球場

KBO公式の集計を直接開いて計算してみました。2026シーズンのハンファの大田でのホーム観客数は71試合で1,150,694人、1試合平均約16,207人で、10球団中7位でした。

17,000人と記録された日が51試合で、定員17,000人を71試合すべてで埋めた合計(1,207,000人)に対して95.3%です(筆者による計算)。

リーグ全体は12,770,551人で歴代最多、平均17,737人、720試合のうち345試合が完売でした(トップスターニュースのシーズン総括)。

2025年は8月23日のホーム60試合目で、球団初のホーム100万人(1,011,110人)を超え、それまでの平均は16,851人、座席占有率99.1%、完売50回でした(MKスポーツ)。2つの数字は集計期間が違うので、単純な比較には注意が必要です。

おもしろいのは、シーズンの中での偏りです。3〜6月のホーム37試合のうち34試合が17,000人でしたが、9月のホーム8試合では17,000人が1試合だけで、平均は約12,800人に下がり、シーズン最少は9月16日の10,194人でした(KBOの日別集計にもとづく筆者の計算)。

曜日別では、火〜木の35試合のうち22試合、金〜日の35試合のうち29試合が17,000人でした。成績が落ち込んだシーズン後半、最終的に9位で終えた時期と重なる数字です。

では、増築はどう組まれたのでしょうか。総事業費は最大130億ウォン前後と見込まれ、ハンファが25%(最大32億5,000万ウォン)、大田市が残り(約97億5,000万ウォン)を受け持ちます(緑色経済新聞などの報道)。

場所は一塁側外野の地上2階です。8月の報道では、設計費5億ウォンが補正予算案に盛り込まれ、インフィニティプールと芝生席はそのまま残す見込みだとコリア・中央デイリーが伝えました。

もともとの設計の座席数は20,007席だったのに、クラブが観戦の密度と快適さを理由に17,000席前後に減らしたという点も、押さえておきたい部分です。増設後に20,000席になっても、24,000席の大邱サムスン・ライオンズ・パークには届きません。

単純な掛け算で、3,000席を71試合すべてで埋めれば、理論上は年間21万3,000人が増えます(筆者による計算)。しかし今年の9月の数字を見ると、席が増えれば自動的に埋まるわけではなく、結局は成績と平日の需要が変数です。

マーケターとしては、増築後にどのエリアをいくらで売るか、今の「希少性」のイメージをどう保つかが、投資の効果を左右すると見ています。

スペースの活用と飲食(F&B) — 外部の食べ物を認める球場のフード設計

2025年の開場前、クラブはドンボン・コリアの店舗を含む21の飲食ブランド、31店舗が1〜3階の観客席に入ると公式のお知らせで伝えました。

三塁側の「ドンボン・テイスティ」はドンボン・コリアのブランド8つを1つの空間に集めた場所で、コトゥウォクの「レモンクリームエビ」がこの球場でしか味わえないメニューとして紹介されました。5月21日のロッテ戦のときは試合前の午後5時30分から球場が混み合い、ドンボン・テイスティの前に並ぶ人の姿がデジタルデイリーの写真で紹介されました。

韓国文化院のウェブマガジンは、球場に30以上の飲食ブランドがあり、座席からQRコードで食べ物を注文できると紹介しています。

球場の名物のインフィニティプールは、2025年の報道では縦横15m×5m、深さ1.2mの規模で、同時に最大40人が利用でき、試合開始の2時間前から7回まで1時間単位(利用50分、整理10分)で運営され、1人の料金は座席の位置によって44,000ウォンから51,500ウォンでした。

水着は自分で用意する必要があります(ダウム・ニュース)。同じ報道には、一塁側2階の「イニングスVIPテラス」も1人80,500ウォンから94,000ウォンと紹介されています。

2026シーズンの料金と運営は確認できなかったので、予約ページで確認し直してください。クラブは開場前のお知らせで、スカイボックスや外野の芝生席といった特化席の内装を終えたとも伝えています。

私はこの球場の飲食設計を「外部の食べ物は解放し、並びたくなる売店はつくる」と読んでいます。ドンボンの売店の前に長い列ができたという報道のように、球場の中でしか食べられないメニューは、それ自体が訪れる理由になります。

ただし、待ち行列は不便でもあるので、マーケティング効果は両面があります。

広告インベントリーとネーミングライツ — ゲートにも名前が付いた

486億ウォンで確保した権利を、クラブはかなり細かく分けて使っています。公式案内を読むと、入場ゲートにハンファ生命ゲート、GSゲート、スポシックスゲートという名前が付いています。

球場名の1つにだけ企業名を付けるのではなく、観客が通る動線ごとに広告の接点をつくったわけです。

白いイーグルスのホームユニフォームの胸と袖にスポンサーのワッペンが付いた投手が、グラブを持ってマウンドに立っている

写真: Seohae1999 · 出典: Wikimedia Commons · ライセンス: CC BY-SA 4.0 · 2025年7月31日に大田ハンファ生命ボールパークで撮影したイーグルスのホームユニフォーム。胸と袖にスポンサーのワッペンが付いている

観客が17,000人と決まっている球場で広告価値を上げる方法は、観客数を増やすこと以外に、接点の数を増やすことです。ハンファが使用権と収益権を25年間持つ構造なら、名前を付ける単位を細かく分けて売れる点が強みです。

ただし、個別の契約金額や期間は、公開された資料では確認できませんでした。

KBOと比べてみると — サムスン・ライオンズ・パークは24,000席、ハンファは20,000席

比較の対象には、同じシーズンのリーグ観客数1位のサムスンを置きます。サムスンはホーム1,717,050人でKBO球団として初めて170万人を超え、座席占有率99.4%、完売59回(ポハン2試合を含むホーム73試合)でした(スポーツ京郷)。

大邱の球場は24,000席で、ハンファは17,000席です。占有率は99.4%と95.3%で4.1ポイントしか違いませんが、観客の総数は約56万6,000人開きます(筆者による計算)。

座席数が球団の収入の上限を決めるという話です。

だからハンファの3,000席の増築は、「占有率を守りながら天井を上げる」勝負です。サムスンのように完売を日常にするには、座席だけでなく、平日とシーズン後半の需要をつかむ理由をもっとつくる必要があります。

新球場の1シーズン後に増築の協約まで進んだ球団はまれですが、それを支える成績と平日のコンテンツがついてこなければ、3,000席は空席になりかねません。

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