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千葉ロッテマリーンズ ZOZOマリンスタジアム

千葉ロッテマリーンズ本拠地 ZOZOマリンスタジアム — ホームランラグーンからサークルライン照明まで

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サイト運営者が直接執筆するプロスポーツマーケティングインサイト2026-07-16 · 閲覧 233
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日本出張の折に千葉県にあるZOZOマリンスタジアムに行ってきました。

千葉ロッテマリーンズの本拠地ですが、訪れた日は1軍ではなく2軍のホームゲームでした。ところがこれがかえって印象的でした。2軍の試合にもかかわらずファンカメラ、リボンボード、サークルライン照明、DJパフォーマンスまでホームゲームのイベントがそのまま行われており、F&B店舗やチケットブースも普段通りに営業していました。

千葉ロッテマリーンズのホームスタジアム、2軍戦の様子

ZOZOマリンスタジアム — 風をストーリーに変えた球場

ZOZOマリンスタジアムは1990年に開場した3万席規模の球場で、東京湾の海沿いに面しています。

この球場が元々有名な理由があって、海風が非常に強いため打者に不利な球場として知られています。実際に行ってみるとその風を逆手に取って外野に「ホームランラグーン」という特化席を作っており、外野のコンクリート外壁も風の影響を考慮して別に設計しているそうです。弱点に見える地域特性をむしろスタジアムのストーリーテリングの素材に変えているわけです。

ZOZOマリンスタジアム 海風を生かした外野

毎年少しずつ更新される座席商品

座席構成もかなり細分化されていました。内野にはサブマリンシート、ダグアウトボックス、フィールドウィングカウンターシートがあり、外野にはホームランラグーンとレガシーシートが別に用意されていました。特にフィールドウィングカウンターシートは2025〜2026年にかけてアイランドシートやクッションシートを加えて継続的にリニューアルしているそうで、一度作って終わりではなく毎年少しずつ手を入れて座席商品を更新している点が印象的でした。

照明塔も昔ながらの方式ではなくLEDのサークルライン照明に変わっていて、選手と観客双方のまぶしさを減らしつつ試合演出に合わせて照明をダイナミックに変えられるようになっていました。

ZOZOマリンスタジアム LEDサークルライン照明塔

ゲートの名前 — 親会社ブランドを溶け込ませた仕掛け

一番面白かったのはゲートの名前でした。球場の出入口ごとにロッテの菓子・アイスクリームブランドの名前を付けていて、私が通ったのはCOOLish(クーリッシュ)ゲートでした。親会社のブランドを球場の動線に自然に取り入れて親しみを与えると同時に、観客がゲートを覚えて来やすくする仕掛けにもなっていました。些細に見えますが、親会社と球団をつなぐ方法としてはかなり賢いと感じました。

千葉ロッテマリーンズ球場のブランド名ゲート案内板

アワー・ヒストリー・ウォール — 動線の中の球団史

観客が通る動線の壁面には球団の歴史を整理した「アワー・ヒストリー・ウォール」もありました。ロッテ・オリオンズ時代から続く主要な瞬間を年ごとに並べてあり、派手な電光掲示板や大型スクリーンでなくてもファンが通りながら自然に球団の歴史に触れられる仕組みが良かったです。

まとめ — 運営姿勢がつくる差

施設一つ一つの規模よりも運営姿勢の方が印象的でした。1軍であれ2軍であれファンに対する基本を同じように維持し、座席一つも毎年少しずつリニューアルし、親会社のブランドさえゲートの名前ひとつに自然に落とし込むディテールまで。国内の球場でも大きなリモデリングをせずにすぐに取り入れられる部分が多いと感じ、特にシーズン中に座席と動線を継続的に手直しする姿勢だけはぜひ学んで帰りたいと思いました。

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